当院の紹介

渋川伊香保分院では西洋・東洋医学を融合し、
患者様のニーズに応える
新たな治療の選択肢を提供します。

石井病院は明治初め、群馬県伊勢崎市に石井皮膚科から始まり、平成元年に二次救急医療を担う石井病院を開業。この渋川伊香保分院は三つ目の病院事業となります。
当院では、西洋医学、東洋医学、その他様々な治療の融合を実現すべく、患者様一人ひとりの悩みに添った医療の提供を目指していきたいと考えます。

渋川伊香保分院の概要Summary

地域のかかりつけ医として
皆様の病気や健康を
サポートしていきます。

交通アクセスAccess

当院の場所

〒377-0002 群馬県渋川市中村116-1(渋川伊香保ICすぐそば)

当院までのルート案内
  • 渋川伊香保分院の周辺マップ(車で渋川伊香保インターから1分、渋川駅から4分、高崎駅から30分)
  • 道順案内のマップ(国道17号の側道から回って当院へお越しいただけます)
渋川伊香保分院のGoogleマップ

分院PhotoPhotograph

  • 受付・待合いスペースの写真
  • 診療室の写真
  • 処置室の写真
  • リハビリテーション室の写真
  • リハビリテーション室の写真
  • リハビリテーション室の写真

画像診断装置の紹介Facility

最新の画像診断装置と技術を活かして、
安全で快適な治療環境を提供しています。

1.5T超電導MRI装置

MRIは「磁気共鳴画像法」と呼ばれ、体内に存在している水(水素原子)の状態を画像化する診断法です。X線を使わない検査のため、放射線被ばくもなく体に負担が少ない優れた検査と言えます。

ECHELON Synergy

より安心・快適に受けられるMRI検査へ

この装置は国内最大級の開口径(70cm)とゆとりのある1.5T超伝導MRI装置になります。開口部が広く、従来のMRI装置に比べて圧迫感が軽減され、閉所が苦手な方でも安心して検査をお受けいただけます。さらに、AI(人工知能)による画像処理技術「DEEP LEARNING」を搭載することで、より短時間で高精細な画像の撮像が可能になりました。

幅広い疾患に対応

MRIでは、次のような病気やけがの診断に活用され、造影剤をつかわなくても血管や神経を映せるため、身体にやさしい検査としても注目されています。
腰椎椎間板ヘルニア 肩の腱板損傷 ひざの半月板損傷・靭帯損傷 レントゲンでは写らない骨折や骨挫傷 皮膚のしこり(軟部腫瘍)など

金属による画像の乱れを低減

これまでのMRIでは、人工関節や骨折治療の金属による「画像の乱れ(アーチファクト)」が課題でした。今回導入した装置には、金属による画像の乱れを軽減する「HiMAR Plus(ハイマープラス)」技術が搭載されています。これにより、金属の周りもより鮮明に描出可能となり、これまで検査が難しかった方にも対応できる可能性が広がりました。 一部MRI検査が受けられない金属もあります。事前に担当医へご確認ください。

快適な検査環境

検査中は、お好きな音楽を聴きながら撮影を受けられる「MRI専用オーディオシステム」をご用意しています。できる限りリラックスした状態で検査を受けていただけるよう、快適な環境づくりにも配慮しています。

SYNAPSE VINCENT(3D解析システム)

MRIで撮影した断層画像をもとに、高精度な3D画像を自動生成・解析するシステムです。メディカルAI技術「REiLI(レイリ)」を搭載しており、臓器や構造の形状を立体的に可視化します。特に膝関節3D解析ソフトを導入し、大腿骨・脛骨・膝蓋骨・軟骨・半月板を自動で抽出し、以下のような定量評価が可能です。
軟骨の厚さ 軟骨欠損部分の広さ(面積) 半月板と脛骨との距離(関節間の評価)
これにより、関節疾患やスポーツ外傷の診断・治療計画に役立つ情報を、より正確に提供できるようになりました。

超音波診断装置

人に聞こえない高い周波数の超音波を観察部位にあて、そこから返るエコー(反射波)を受信し、コンピュータ処理で画像化する装置です。放射線を使用しないため、被ばくもなく安全な検査方法です。

LOGIQ Fortis / SONIMAGE HS1 / SONIMAGE MX1

当院では、3台の高性能超音波診断装置を導入しています。中でも「LOGIQ Fortis」は、高性能画像処理プロセッサを搭載し、多方向から得られた大量の超音波データをリアルタイムで高精度に再構成します。次世代のプローブ技術と、先進の画像処理技術により画像全体を均質かつ明瞭に描出。全視野・全深度にわたりフルピクセルフォーカス(画質の均一性)を実現しています。さらに、血流の評価を高分解能・高感度で行なえるほか、組織の硬さを色で可視化する特殊機能(ストレインエラストグラフィ/シアウェーブエラストグラフィ)を搭載しており、整形外科・皮膚科・形成外科領域の小さな病変の診断に威力を発揮するため当院に適した装置となっています。当院では、専門の研修・試験を修了し、日本超音波検査医学会認定の「超音波検査士」を取得した技師を中心に、全員が質の高い超音波検査を提供できる体制を整えています。

骨密度測定装置

2種類のX線エネルギーを測定部位に当てることにより、骨成分と他の組織とを区別します。骨を構成しているカルシウムなどの量(骨量)を測り、骨の強度を調べるDEXA(dual-energy X-ray absorptiometry)法にて測定します。

ALPHYS LF

骨密度測定装置ブランドALPHYSのフラグシップモデルである「ALPHYS LF」はDCS-900シリーズの後継機として、測定精度を継承しながらも、しなやかなユーザビリティーと省スペース設計を向上。この装置は、骨粗鬆症診断基準でも推奨されている腰椎と、大腿骨頸部を低被ばく短時間で測定できる装置です。骨密度が低下すると、骨粗鬆症という骨の中がスカスカな状態になり、骨折しやすくなりますので骨密度を定期的に測定することが重要です。以下に該当する方は、骨粗鬆症のリスクが高いとされています。
閉経後、または治療により生理を止めている方 若年期生理不順のあった方 運動不足・若年期に過度の運動をされていた方 常習喫煙・過度のアルコール摂取者 甲状腺機能亢進症と診断された方
骨密度の値は年々変化していくものなので、経時的な変化をみるためにも同じ施設での検査をおすすめします。当院には、日本骨粗鬆症学会認定の「骨粗鬆症マネージャー」資格を有する技師が在籍しており、骨粗鬆症の診断・治療ガイドラインに準拠した検査を実施しています。また、骨粗鬆症財団より「専門的治療可能施設」として登録されています。

一般撮影装置

X線を利用し体内を観察する目的の装置です。主に、骨や肺の病変を描出するために使用します。また、撮影条件を変化させることにより、通常では見えない軟部組織の状態を観察することもできます。

Radnext32

この装置は最先端の技術を用いた高精度な32kwインバーター式X線高電圧発生装置となっています。デジタルフィードバック制御などにより高精度で安定したX線出力を実現しています。

CALNEO Flow

この装置は高感度のフラットパネルディテクタと画像処理技術を搭載しており、従来よりも低被ばくで高画質な撮影が可能です。患者様の身体への負担を軽減しながら、診断に必要な情報を的確に取得できます。さらに、画像処理技術「Virtual Grid」の採用により、骨や軟部組織の細部まで鮮明に描出され正確な診断をサポートします。また、ワークフローの最適化により、撮影から画像表示までがスピーディーに行なわれ、待ち時間の短縮と検査ストレスの軽減にもつながっています。装置本体は清拭しやすい設計となっており、日常的な清掃が容易で衛生面にも十分に配慮されています。その結果、院内感染リスクの低減にも貢献しています。当院では、日本診療放射線技師会認定の「放射線管理士」と「放射線機器管理士」の資格を技師全員が取得しています。高い専門知識を有する技師が、厳格な管理体制のもと、安全で適切な放射線検査を実施しています。

フルデジタルX線TV装置

TVモニターで体の透視像をリアルタイムに見ながら検査する装置です。フルデジタル装置ですので高精細・クリアな透視画像が得られるほか、従来の装置と比較してX線量が少なく被ばくを低減します。

FLEXA VISIOIN

代表的な検査 神経根ブロック
下肢の痛みやしびれを改善させるため、脊椎から出る神経根に直接、もしくはその周囲に局所麻酔薬とステロイドの混合液を注入します。神経の伝達を一時的に遮断して患部の炎症(痛み)を取る治療です。
透視下整復術
骨折によりズレた骨を、リアルタイムに観察しながら元の正常な位置に戻す治療です。当院の放射線課では、日本診療放射線技師会認定の放射線管理士・機器管理士を全員が取得し、機器管理を徹底し被ばく低減に努めています。

PACS

PACSとはPicture Archiving and Communication Systemの略で医療用画像管理システムのことです。

I-PACS SX2

この装置は「汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム」として医薬品医療機器等法の認証を取得。多彩な機能と豊富な実績に加え、独自の画像処理機能で画像診断と管理業務を強力にサポート。未来を描き進化したPACSです。
当院では一般撮影、MRIといった画像撮影装置から受信した画像データを保管、閲覧、管理することを目的としています。超音波、骨密度装置といった機器の画像についても、DICOMという共通規格を通じて連携を図ることにより、一元管理することが可能になりました。
PACSを導入していることでモニター診断が可能となり、フィルムの運搬や保管に伴う手間やコストの削減が図れています。電子カルテと連携することにより、院内業務の効率性を向上させることも可能となりました。また、RIS(放射線科情報システム)の導入で、待ち時間の短縮などサービスの向上につながっています。診療情報管理室や各メーカーと連携し、システムの運用や管理を行なっています。

放射線課スタッフの保有資格

  • 日本診療放射線技師会称号 アドバンス診療放射線技師
  • 日本診療放射線技師会認定 Ai(死亡時画像診断)認定診療放射線技師
  • 日本診療放射線技師会認定 放射線管理士
  • 日本診療放射線技師会認定 放射線機器管理士
  • 日本超音波医学会認定 超音波検査士(消化器領域)
  • 日本超音波医学会認定 超音波検査士(健診領域)
  • 日本骨粗鬆症学会認定 骨粗鬆症マネージャー
  • American Heart Association 【BLS Healthcare Provider】
  • 群馬県基幹災害医療センター 急性期災害医療レベルⅠコース修了
  • ピンクリボンアドバイザー